こやま牧場のこだわり

徹底した美味しさへのこだわり~牝牛専門の牧場である理由

こやま牧場のこだわりは、牝牛を専門に肥育し出荷しているということです。
牝牛は、雄牛と比べ身体も小さく、800キロ以上に育つことも珍しくない雄牛に対し、牝牛の体重は600Kgからどんなに大きく育っても750Kg程度と小ぶりです。

出荷時の体重は値段を決める目安になるので、雄牛よりも身体が小さい牝牛はどうしても出荷時の販売価格が安くなりがちです。
 また、牝牛は雄牛よりサシがはいりににく、共進会でも金賞やチャンピオン牛の称号は取りにくのが現状す。

ですが牝牛は雄牛よりも脂が甘く、肉質はとろけるように柔らかく、和牛の中でも特に美味しいといわれています。

そのため、牝牛にこだわって仕入れている精肉店や高級焼肉店も数多くあります。

こやま牧場のこだわりは、第一に『美味しい』ということ。
 そのため、大きく育てることも難しく、金賞やチャンピオン牛の称号がとりにくいということを承知で、一貫して牝牛のみを肥育するということにこだわりました。

その味の良さが口コミで広がり、最近は
「壱岐牛のこやま牧場で育った牛」
そう指定して買って下さる仲買人の方や飲食店さんも増えてきました。

こやま牧場は、入賞しにくい牝牛でも数多くの賞を受賞してきました。

出荷時期のこだわり

出荷の期間も、生後26カ月目に出荷することにこだわっています。

一般的には『牝は長く飼ってサシを入れる』と言う考えもありますが、26カ月以上育てると肉の周りに脂がつき、牛の体型や肉質が変わってしまいます。
もちろん、出産することにより肉質や肉の柔らかさがかわるため、出産の経験がない未経産の牛のみを出荷しています。

長年の経験により、牛の重量にこだわらず、最も肉質のおいしさがピークになる26カ月目に出荷することに、こだわりを持っています。

出荷の期間も、生後26カ月目に出荷することにこだわっています。

一般的には『牝は長く飼ってサシを入れる』と言う考えもありますが、26カ月以上育てると肉の周りに脂がつき、牛の体型や肉質が変わってしまいます。
もちろん、出産することにより肉質や肉の柔らかさがかわるため、出産の経験がない未経産の牛のみを出荷しています。

長年の経験により、牛の重量にこだわらず、最も肉質のおいしさがピークになる26カ月目に出荷することに、こだわりを持っています。

品質管理へのこだわり

牛は大変デリケートな生き物です。
ちょっとした環境の変化にも敏感に反応し、エサの食いが悪くなったり、体調を崩したりします。

そのため、こやま牧場では無暗に牧場を拡大せず、牛一頭一等に細やかに心配りできる範囲でしか生産をしないというこだわりを持っています。

季節の移り変わりによる温度や湿度の管理、ストレス無く育つための敷地の広さ、牛の個々の性格や気性に合わせた接し方も必要になります。
 藁と濃厚飼料、餌の配合も、細やかに牛の状態を見ながら変化させています。

牛という動物は大変デリケートで、長年のカンと実績を持った管理者が管理しなくては体型や肉質がゴロっと変わってしまう事も少なくありません。

ですが、きめ細やかに接していると、極上の肉質の牛に育ちます。

せっかく育てさせていただくなら、最高の肉質の牛に育てる。
これが牛飼いとしてのポリシーです。

一番のこだわりは感謝の気持ちを持って牛に接すること

牛は、屠殺し、食肉用として生産するために飼育しています。
残酷なようですが、人間は太古の昔から生き物を食し、自然と共に生きてきました。
自然の営みの偉大さ、そのめぐみの豊かさを肥育農家をしていてつくづく感じます。
その豊かな自然のめぐみにはぐくまれた生命を育てさせていただき、皆様に最高の状態で提供させて頂くということに責任を持つ。それが、肥育農家としての使命だと感じています。

そして、人間の命の『もと』として、犠牲になってくれている牛たちに感謝の気持ちを持って日々接しています。

一頭の牛を育てる期間は 約16~17カ月間の僅かな間です。
ですが、その間に出来る限りストレスなく、のびのび育って欲しいと真心を込めて牛たちに向き合っています。

長年、牛たちと接してきて、数値や理屈では解明できない細やかな真心を込めた飼育が、なぜか一番肉質を良くするということも感じています。

家族のだんらんのひと時や、大切な人との思い出の食事。
その時のとびきりの笑顔。

「美味しい!!」
こやま牧場場で育った牛を食べて、幸せな時間を過ごしたと思ってもらえるように、食べて頂く方にも、牛に対しても感謝の気持ちと精一杯の誠意をもって対峙させていただくことが、肥育農家としての一番のこだわりです。