壱岐牛だけでなくこやま牧場では、米も作っています。

こやま牧場の美味しいコメは、プロのシェフも太鼓判。

こやま牧場は壱岐牛の肥育だけでなく、米も作っています。
今年も新米の米の収穫終了!
今年の米も良くできて、たくさん収穫できました。

今年も豊作。美しい黄金色の稲穂です。

肥育農家で米も作っている農家は多く、昔から壱岐でも牛を飼って、牛を使って水田を耕したりしていました。 昔はどこの農家も、牛や馬が農耕や運搬に使われていました。

でも、昭和30年代頃から農家に耕運機が普及すると、田んぼや畑で働く牛の姿を見ることは少なくなり、牛を飼うのは食肉用や繁殖用、搾乳用としてだけで、牛は水田に放すことはなくなり、牛舎で飼われるようになりました。

昔から、農家が牛を飼うのはよくあることで、肥育農家が米を作っているというケースはとても多く、壱岐でもたくさんの畜産農家が米を作っています。

壱岐は小さな島ですが、実は長崎県内で2番目の平野面積を誇る深江田原という平野があります。気候も温暖で、地下水も豊富なので、昔から米どころとして米の生産が盛んに行われています。

そして、米の生産と壱岐牛などの肉用牛との耕畜連携により計画的な生産が行われています。

こやま牧場の米は、とてもおいしいという事で、わざわざ、東京の有名飲食店のシェフが取り寄せたりもしています。

これがこやま牧場で収穫された米です。

こやま牧場で採れた米は、「銀座みやま
という銀座の高級懐石料理の店にも届けています。

こちらのお店は、長崎の美味しい郷土料理や、長崎県産の海産物などを出しているお店でもちろん壱岐牛も、東京で食べれます。

名だたる銀座の名店から、壱岐牛のブランドもこやま牧場の米も指名されて出荷できることはとても光栄なことで、東京の人にも壱岐の自然の恵みを満喫してもらいたいと思います。

米作りは今はもちろん機械でしますが、昔は牛が田んぼをのどかに耕していた風景が見られました。
今の季節に牧場の近くでよくみられる光景としては、こんな感じで藁のロールがゴロゴロと並んでいる風景。

牛を飼ってる農家の周りの田んぼでこの時期よく見かける光景です。

この藁のロールがゴロゴロ転がっている光景は、畜産農家の周辺ではよく見る光景ですが、いかにも田舎の田園地帯という風情ですね。
この景色を見たら、壱岐では秋の気配を感じます。

米を取った後の藁をロールにしているものですが、美味しい米の藁はそれだけ養分も豊富で美味しいということ。

牛にとってはごちそうです。
この、藁は牛の肉質にも大きく関係しています。
こやま牧場の牛が美味しく育つのも、この藁によるところが大きいので、米作りにも気合が入ります。

肥育農家と米作り、稲刈りを終えた後の田んぼに藁のロールがゴロゴロと転がっているこの美しい田園風景は、昔からの農業の共存共栄の姿です。

牛の餌の稲ロール 壱岐牛は美味しいエサを食べています