和牛が生まれたら子牛の登記をします。

和牛の子牛の成長記録~子牛登記をしました。

黒毛和牛の子牛は、すべて生まれたら『子牛登記』というのをして、
出生の届出を出します。

先日、こやま牧場で生まれた子牛も無事スクスクと育っていて、
鼻紋を取って、耳標を付け、子牛登記をしました。

登記をするのに受精証明書というのを書きます。
これが受精証明書↓↓

子牛が生まれたら届出を出します。

今回生まれた子牛は『うまいはんばあく』に命名しました。
牝牛なので平仮名で名前(名号と言います)を付けます。

名号を付けるのは基本的に何でもいいのですが

●メスはひらがなで
●雄なら漢字で8文字以内

という決まりがあります。

今回の 『うまいはんばあぐ』 は、今こやま牧場の牛を使ったハンバーグの商品開発をしてるので、それにあやかって名号を付けました。

今回生まれた『うまいはんばあぐ』の
父牛の名前は『勝乃幸』
母牛の名前は『みやぞん』
母牛の父牛の名前は 『美国桜』
母牛の母牛の名前は 『ながさきこくたい』

名前はけっこう好き勝手つけれるんです。

『みやぞん』の子『うまいはんばあぐ』

子牛登記をするために、鼻紋を取りました。
鼻紋を取る様子はこちら↓↓

そして、個体識別番号がついている耳標を付けました。
個体識別番号を付けている様子はこちら↓↓

こやま牧場で生まれた子牛の将来

こやま牧場で生まれた子牛は、雄牛なら出荷して子牛のセリに出します。
こやま牧場は、牝牛しか出荷しないというこだわりがあるので、雄牛が生まれた場合は、8~10か月まで育て、子牛のセリに出して出荷します。

牝牛が生まれた場合は、 8~10か月まで育て 、
それまでの成長ぐわいを見て、成長ぐあいが良ければ
繁殖牛にして母牛として子牛を産ませる牛にするか、
26か月まで育てて肉牛として出荷するか決めます。

『うまいはんばあぐ』には壱岐牛を沢山産む繁殖牛になって欲しいですね~。

ですが、子牛を一産でもしたら、その母牛は壱岐牛とは言えなくなります。
壱岐牛は去勢の雄牛と、未経産の牝牛だけなのです。

もし、子牛を産む繁殖牛になった場合は『うまいはんばあぐ』は壱岐牛としては出荷できないと言うことです。

『うまいはんばあぐ』の未来はいかに?!

壱岐牛の規定はムチャムチャ厳しい規定ですが、
品質を保つために、あえて厳しい規定を壱岐牛出荷組合のみんなで作りました。

今後も、 『うまいはんばあぐ』 の成長記録をブログ上でお伝えしていきますね。

和牛の子牛が生まれたら子牛登記をします