こやま牧場の跡取り息子

こやま牧場の跡取り息子

肥育農家は高齢化が進み、牧場の跡取りが居ない。
息子は東京に行って就職してしまった。
結婚して孫も出来て田舎には帰ってきそうにない。
などという話をよく聞きます。
跡取りが居ない牧場は、現在の牧場主が歳を取って仕事が出来なくなると、牧場を閉鎖してしまうことになります。

日本の第一次産業は、高齢化が進みこの先とても厳しくなるという見通しです。

そんな中、こやま牧場では、跡取り息子が牧場の跡を継ぐべく、今は畜産を勉強しに農業大学に行っています。

跡取りが居るということは本当に喜ばしい事です。

ところで、小山家では兄妹はみな小学校三年生の時の夏休みの自由研究で、牛について調べるという兄妹の伝統があります。

↓↓こちらは、小山の家長男の小学校3年生の時の自由研究です。

お父さんのお仕事。こやま牧場の仕事を調べます。
こちらが表紙。少し黄ばんでるのが時代を感じさせます。
牛を育ててお肉にすることです。
小学校3年生の時の夏休みの自由研究です。
子牛のセリについて調べました
セリ市場にも見学に行きました。
子牛をトラックに乗せて帰ります。
昔使っていたトラックです。
子牛に毎日エサをやります。
ちゃんと子牛の観察もしました。
若かりし頃…。
福岡に牛(壱岐牛)を出荷します。
牛舎もまだ新しいです。
枝肉をセリにかけます
福岡の畜産市場のセリの会場にも見学に行きました。
壱岐牛として全国に売られて行きます
味の報告までしっかりと。食レポもします。
こちらが裏表紙。おしまい。

こんな感じで小学校3年生頃に小山家の長男、長女が牛について調べました。
そんな、長男も今では大学生。この自由研究は今から約10年前のものです。

父親の背中を見て育った子供が、父親と同じ道を歩んでいく。
そんな彼に、頑張ったら、肥育農家の未来は明るいということを示すべく日夜奮闘しています。